ゲームが必要とする以上にメモリを増やしても、フレームレート(fps)は上がりません。ただし足りないと、カクつきやロードの遅さにつながります。
メモリ容量ごとの目安
| メモリ | 動作の目安 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 4GB | 最近のゲームの多くは起動しない、または遊べない | とても古いゲームや軽いゲームのみ |
| 8GB | 軽いゲームは動く。新作はカクつくか、画質を「低」にする必要がある | eスポーツ系ゲーム(VALORANT、CS2、LoL)、古いタイトル |
| 16GB | ほぼすべてのゲームで快適 | ゲーミングPCの標準 |
| 32GB | 重い新作でのカクつきが減る。Discord・ブラウザ・配信にも余裕がある | 新作のオープンワールドゲーム、配信、MOD |
| 64GB以上 | ゲームでは32GBとの差が出ない | 動画編集、3D制作、仮想マシン |
個別のゲームに必要な容量は、「このPCで動く?」の各ゲームのページで確認できます。公式のメモリ要件と、fpsの目安を並べて載せています。
メモリとVRAMは別物です
メモリ(システムメモリ)は、CPUとWindowsが使う領域です。VRAM(ビデオメモリ)はグラボに載っていて、テクスチャなどを保持します。どちらか一方がいっぱいになるだけでも、ゲームはカクつきます。メモリが32GBあってもグラボのVRAMが8GBなら、メモリを増やすよりテクスチャ設定を下げるほうが効果的です。VRAMの容量は、グラボの確認方法で調べられます。
メモリの速度と枚数も大切です
- 1枚より2枚が有利です。同じ規格のメモリ2枚ならデュアルチャネルで動作し、特に内蔵GPUではfpsが目に見えて上がります。16GB1枚より、8GB2枚(2×8GB)のほうが有利です。
- XMPまたはEXPOをオンにしましょう。多くのPCは、このBIOS設定を有効にするまで、メモリが定格より遅い速度で動いています。手順は低スペックPC向けのfps改善ガイドで解説しています。
- DDR4かDDR5か。どちらを使えるかはマザーボードで決まり、互換性はありません。新しいプラットフォームではDDR5が標準ですが、古い環境ではDDR4でも問題ありません。
搭載しているメモリ容量の確認方法
- Windows: Ctrl + Shift + Esc キーでタスク マネージャーを開き、「パフォーマンス」→「メモリ」を選びます。合計容量、速度、「使用中のスロット」が表示されます。
- Mac:Appleメニュー → 「このMacについて」を開き、「メモリ」の項目を見ます。
CPUやグラボの情報も含めて確認したい場合は、PCスペックの確認方法をご覧ください。
メモリ不足が原因かどうかの見分け方
ゲーム中にタスク マネージャーを開いてみましょう。メモリ使用率が約90%を超えた状態でカクつくなら、メモリを増やすと改善します。使用率にまだ余裕があるなら、原因は別にあります。ボトルネック計算機なら、CPUとグラボのどちらが足を引っ張っているかを確認できます。