PCスペックの確認方法

Windowsなら、Ctrl + Shift + Escを押して「パフォーマンス」タブを開くと、CPU・メモリ・グラボ・ストレージをまとめて確認できます。

更新日: · 読了目安1分 · 執筆:Muhammad Muzammil

以下では、それぞれの数値がどこに表示されるのか、MacやLinuxではどうするのか、そしてゲームが動くかを調べるときにどの数値が重要なのかを説明します。

急いでいる方は、「PCを自動検出」を使えば、ブラウザからワンクリックでグラボを読み取れます。ブラウザはCPUのモデル名を取得できないため、CPU名だけはこのガイドで確認してください。

ゲームが動くか調べるために必要な情報

パーツ控えておく項目例ゲームで重要な理由
CPUモデル名(フルネーム)Core i5-12400F、Ryzen 5 5600人の多い場面、オープンワールド、対戦ゲームでフレームレート(fps)の上限を左右する
グラボ(GPU)モデル名(フルネーム)と専用メモリ(VRAM/ビデオメモリ)RTX 3060、12GBfpsと画質設定を決める最大の要素
メモリ(RAM)合計容量と枚数16GB(2枚)足りないとカクつく。1枚より2枚のほうが速い
ストレージSSDかHDDか、空き容量SSD、空き120GBロード時間に影響する。最近の新作はSSDが必須のものも多い

Windows 10・Windows 11

いちばん手軽な方法:タスク マネージャー

  1. Ctrl + Shift + Escを押します(スタートボタンを右クリックして「タスク マネージャー」を選んでも開けます)。
  2. 左側の「パフォーマンス」をクリックします(Windows 11では心拍のような波形のアイコンです)。
  3. 一覧の各項目をクリックして確認します。
    • CPU:右上にCPU名が表示されます。グラフの下に「コア」と「論理プロセッサ」(スレッド数)が出ます。
    • メモリ:右上に合計メモリ容量が表示されます。下部には「速度」(例:3200 MT/s)、「使用済みスロット」(例:「2/4」)、「フォーム ファクター」(デスクトップはDIMM、ほとんどのノートパソコンはSODIMM)があります。
    • GPU 0 / GPU 1:右上にグラボ名が表示されます。「専用 GPU メモリ」がグラボ自身のビデオメモリ(VRAM)です。GPUが2つ表示される場合は、下の「グラボが2つ表示される場合」をご覧ください。
    • ディスク 0、ディスク 1…:各ドライブがSSDかHDDかが表示されます。

設定アプリ(CPUとメモリのみ)

「設定」→「システム」→「バージョン情報」を開きます。「デバイスの仕様」に「プロセッサ」と「実装 RAM」が表示されます。最近のWindows 11のアップデートではグラボもここに表示されますが、古いバージョンではタスク マネージャーを使ってください。

DirectX 診断ツール(1つのウィンドウで全体をチェック)

  1. Windowsキー + Rを押し、dxdiagと入力してEnterキーを押します。
  2. 「システム」タブにCPUとメモリが表示されます。
  3. 「ディスプレイ」タブにグラボ名と「表示メモリ (VRAM)」が表示されます。グラフィックチップを2つ搭載したノートパソコンでは、2つ目用の「レンダー」タブが追加で表示されることがあります。

システム情報(マザーボードなど)

Windowsキー + Rを押し、msinfo32と入力してEnterキーを押します。「システムの要約」にある「ベースボード製造元」と「ベースボード製品」の行がマザーボードの情報です。CPUやメモリのアップグレードを考えているときに必要になります。

さらに詳しく知りたい場合

無料ツールのCPU-Z(CPU、DDR4・DDR5などのメモリの種類、マザーボード)とGPU-Z(グラボ)を使えば、細かい情報まで確認できます。ダウンロードは必ず公式サイトから行ってください。

Mac

  1. 画面左上のAppleメニューをクリックし、「このMacについて」を選びます。
  2. 「チップ」(新しいMacではApple M1、M2、M3など)または「プロセッサ」(Intel搭載Mac)と、「メモリ」が表示されます。Intel搭載Macでは「グラフィックス」も表示されます。
  3. さらに詳しく見たい場合は、「詳しい情報」から「システムレポート」を開き、「グラフィックス/ディスプレイ」と「メモリ」を確認します。

PCゲームの多くはWindows向けに作られています。Apple silicon搭載Macでは、変換レイヤー経由で動かすゲームとMac版が別にあるゲームが混在するため、FPSVibeでは信頼できる推定ができません。

Linux

ターミナルを開いて、次のコマンドを実行します。

確認したいものコマンド
CPUlscpu(「Model name」と「CPU(s)」を見る)
メモリfree -h(「total」列)
グラボlspci -k | grep -EA3 'VGA|3D'
すべてまとめてinxi -Fxz(必要ならinxiパッケージをインストール)

グラボが2つ表示される場合

多くのノートパソコンや一部のデスクトップでは、Intel UHD GraphicsとNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUのようにGPUが2つ表示されます。前者はCPUに内蔵されたチップ(内蔵GPU)、後者は専用グラボです。ゲームは専用グラボで動かすのが基本なので、ゲームが動くかを調べるときは後者の名前を使ってください。ゲームを専用グラボで動かす設定は、ゲーミングノートのスペック確認ガイドで解説しています。

よくある勘違い

  • 「共有 GPU メモリ」はVRAMではありません。GPUのメモリが足りなくなったときに借りられる、通常のメモリです。ビデオメモリとして数えるのは「専用 GPU メモリ」だけです。
  • 「Microsoft 基本ディスプレイ アダプター」と表示される場合は、グラボのドライバーが入っていません。NVIDIA、AMD、Intelのドライバーをインストールしてから、もう一度確認してください。
  • タスク マネージャーのメモリが思ったより少ない?メモリがしっかり刺さっていない、スロットが故障している、または購入時の表記が違っていた可能性があります。内蔵GPUも少量のメモリを使いますが、通常は1GBよりずっと少ない量です。
  • メモリの速度が低く見える(速いメモリを買ったのに2133や2400と表示されるなど)場合は、BIOSで高速プロファイル(IntelはXMP、AMDはEXPO)がオフになっている可能性が高いです。

次は、遊びたいゲームをチェック

CPU、グラボ、メモリが分かったら、「このPCで動く?」に入力すると、ゲームが動くかを診断できます。FPS計算機なら、画質設定ごとの推定fpsも分かります。CPUとグラボのどちらが足を引っ張っているか知りたいときは、ボトルネック計算機を試してみてください。

よくある質問

PCを開けずにグラボを確認するには?

Ctrl + Shift + Escを押して「パフォーマンス」を開き、「GPU」をクリックします。名前は右上に表示されます。FPSVibeの「PCを自動検出」でも確認できます。

サイトでCPUを自動検出できないのはなぜ?

プライバシー保護のため、ブラウザが共有するのはCPUのスレッド数だけで、モデル名は共有されません。そのため、FPSVibeではCPUを自分で選んでもらう形にしています。

ゲームに必要なメモリは何GB?

今は16GBが快適な標準です。最近の新作は推奨スペックに16GBを挙げているものが多く、8GBだとカクつきやすくなります。

グラボのメモリ(VRAM)とメモリ(RAM)は同じ?

いいえ、別物です。メモリ(RAM)はPC全体で共有するものですが、VRAMはグラボ自身が持つメモリで、タスク マネージャーでは「専用 GPU メモリ」として表示されます。

ゲームが動くか調べるのに、マザーボードの確認は必要?

必要ありません。ゲームの動作に関係するのはCPU、グラボ、メモリ、ストレージです。マザーボードが重要になるのは、パーツを交換するアップグレードを考えるときだけです。

自分のPCをチェック

ワンクリックでグラボを読み取り、動くゲームと推定fpsを確認できます。無料で、ダウンロードも不要です。

執筆:Muhammad Muzammil FPSVibeは、ゲームが自分のPCで動くかをチェックし、公開している推定モデルでfpsを推定する無料ツールを作っています。運営者情報