なお、ノートはアップグレードの自由度もあまり高くありません。
ノートとデスクトップの違いを一覧で比較
| ゲーミングデスクトップ | ゲーミングノート | |
|---|---|---|
| 価格あたりの性能 | 高い | 低め:同じ予算だと、遅いグラボになる |
| 同じグラボ名での速さ | フルスピード | 遅い:RTX 4060は一般的な電力上限で約5〜10%(薄型の80Wノートでは20〜25%)、RTX 4070・4080は30〜50% |
| アップグレード | グラボ・CPU・メモリ・ストレージ | 基本的にメモリとストレージのみ |
| 発熱と騒音 | 低く、静か | 熱くなりやすく、高負荷時はファンがうるさい |
| 持ち運び | 机に据え置き | どこにでも持ち出せる |
| 画面・キーボード・バッテリー | 別売り | 内蔵 |
| 寿命 | アップグレードで長く使える | 丸ごと買い替え |
ノート用の「RTX 4060」がデスクトップ版と別物な理由
ノートPC用GPUはデスクトップ用と同じ名前でも、本体が熱くなりすぎないよう、ずっと少ない電力で動いています。デスクトップ版のRTX 4060は115Wですが、ノート版はモデルによって約35〜140W(Dynamic Boost使用時)とさまざまです。そのため、同じ名前でも性能が大きく違うことがあります。
- レビューやメーカーのスペック表で電力上限(TGP)を確認しましょう。数値が高いほど速くなります。
- 薄型軽量のノートは、厚みのあるゲーミングノートより、グラボの電力上限が低めになるのが一般的です。
- 多くのノートパソコンは、内蔵GPUとゲーム用GPUを自動で切り替えます。ゲームでゲーム用GPUを使う方法は、ノートPCのゲーム向けスペック確認ガイドで紹介しています。
FPSVibeでは、ノートPC用GPUを個別のモデルとして掲載し、一般的な電力上限での推定値を出しています。ノートPC用GPU性能ランキングのほか、RTX 4060 Laptopとデスクトップ版RTX 4060の比較、RTX 4070 Laptopとデスクトップ版RTX 4070の比較も見られます。電力上限が低い薄型ノートでは、推定よりかなり遅くなる場合があります。
こんな人はデスクトップがおすすめ
- 自宅の机で遊ぶことがほとんど。
- 予算に対して、フレームレート(fps)をできるだけ稼ぎたい。
- マシンを丸ごと買い替えず、数年かけてパーツを入れ替えていきたい。
- 静かさや温度の低さを重視する。
こんな人はノートがおすすめ
- 勉強や仕事、外出先でのゲームを1台でこなしたい。
- デスクトップ本体・モニター・周辺機器を置く場所がない。
- 引っ越しや出張、旅行が多い。
- 同じ価格なら、少し古い世代や遅いグラボでも構わない。
ゲーミングノートを買うときのコツ
- 電源につないで遊ぶ。バッテリー駆動だと、ノートは性能が大きく下がります。
- MUXスイッチや「Advanced Optimus」対応かを確認する。ゲーム用グラボが画面へ直接出力できるため、fpsが上がります。
- メモリを確認する。ゲームには、合計16GB(8GB×2枚のデュアルチャネル)が最低ラインです。詳しくはゲームに必要なメモリ容量をご覧ください。
- 冷却を意識する。硬い平らな面で使い、吸排気口をふさがず、ファンは時々掃除しましょう。
デスクトップを自作・購入するときのコツ
- パーツのバランスを取る。グラボに最も予算をかけ、足を引っ張らないCPUと組み合わせましょう。組み合わせはボトルネック計算機で確認できます。
- 画面に合わせてグラボを選ぶ。フルHD(1080p)ならフルHD向けおすすめグラボ、CPUはゲーム向けおすすめCPUのガイドが参考になります。
- 将来の余裕を残す。しっかりした電源ユニットと、アップグレードしやすいマザーボードを選ぶと、後々の出費を抑えられます。