フルHDゲームにおすすめのグラボ(2026年)

2026年にフルHD(1080p)で遊ぶなら、ほとんどの人にRadeon RX 9060 XT 16GBがおすすめです。新作ゲームも高設定で動かせて、ビデオメモリも数年は余裕があります。NVIDIAならRTX 5060、予算重視ならResizable BAR対応のPCでArc B580が最有力です。

更新日: · 読了目安1分 · 執筆:Muhammad Muzammil

今年は価格が異常に高いので、購入前に現在の価格と発売時の価格を見比べてください。

購入前に、お使いのCPUをボトルネック計算機で確認しましょう。古いPCに速いグラボを載せても足を引っ張られることがあり、安いグラボでも同じフレームレート(fps)になる場合があります。

2026年の価格事情:まずここを確認

世界的なメモリ不足の影響で、2026年のグラボは発売時の価格を大きく上回っています。8月の米国の中央値では、一部のモデルが発売時より25〜90%高く、とくに16GBモデルの値上がりが目立ちました(RTX 5060 Ti 16GBは発売時$429でしたが、$800を超えました)。AMDとIntelのグラボは、NVIDIAより発売時の価格に近い水準にとどまっています。

買うときのポイントです。

  • 下の表の発売時の価格と比べましょう。2026年は、発売時の20%増し程度までなら妥当な価格です。
  • わずかな性能アップに大金を払わないこと。次のモデルが50%高くてfpsが10%しか上がらないなら、見送りましょう。
  • 信頼できる販売元の中古も選択肢です(このガイドの最後を参照)。

フルHD向けおすすめグラボ

グラボVRAM発売時の価格(米国)おすすめの用途
Radeon RX 9060 XT 16GB16GB$349フルHD・高設定で総合1位、将来も安心なメモリ量
GeForce RTX 50608GB$299低予算でNVIDIAの機能(DLSS 4、フレーム生成)を使いたい人向け
GeForce RTX 5060 Ti 16GB16GB$429RX 9060 XT 16GBよりやや速い。発売時価格に近いときだけ狙い目
Intel Arc B58012GB$249新しめのPC向けの低予算の本命
Radeon RX 9060 XT 8GB8GB$299フルHDの中〜高設定では16GB版と同じ速さ。ただしメモリの余裕は少なめ
GeForce RTX 5050 / Arc B5708GB / 10GB$249 / $219eスポーツや軽いゲーム向けの最安クラスの新品
GeForce RTX 5070 / Radeon RX 907012GB / 16GB$549 / $549144〜240HzのモニターでフルHDを超高fpsで遊ぶ、または将来WQHD(1440p)へ移行したい人向け

これらのグラボが遊びたいゲームで何fps出るかは、FPS計算機で確認できます。2枚を並べて比べるならGPU vs GPUをどうぞ。

おすすめの理由

総合1位:Radeon RX 9060 XT 16GB。フルHDなら、ほぼすべての新作ゲームを高設定で動かせる性能があります。VRAMが16GBあるので、ゲームが重くなってもテクスチャ品質を下げずに済みます。FSR 4の超解像に対応するゲームも増えています。

NVIDIAならこれ:GeForce RTX 5060。速さはRX 9060 XT 8GBと同程度で、多くのゲームが対応するDLSS 4の超解像とフレーム生成が使えます。弱点はVRAMが8GBしかないこと。今のフルHDなら問題ありませんが、新作ではカクつきを避けるためにテクスチャを下げる必要がある場合があります。

低予算の本命:Intel Arc B580。フルHDで高い性能を発揮し、VRAMは12GBで、12GBのモデルとしてはこの一覧で発売時の価格がいちばん安いモデルです。条件は2つあります。BIOSでResizable BAR(ReBARやSmart Access Memoryとも呼ばれます)をオンにすること、そして比較的新しいCPU(目安はRyzen 5 5600やCore i5-12400以降)と組み合わせること。古いCPUでは、ほかのグラボよりfpsの落ち込みが大きくなります。

最安クラスの新品:RTX 5050とArc B570。VALORANT(ヴァロラント)、Counter-Strike 2、フォートナイトや古めのゲームを高設定で、新しめのゲームを中設定で遊ぶのに向いています。PCがResizable BARに対応しているなら、B570がおすすめです。

高リフレッシュレートのフルHD:RTX 5070またはRX 9070。144Hz以上のモニターで非常に高いfpsを狙う場合や、将来WQHDに移る予定がある場合だけ価値があります。フルHDでは、速いグラボでもCPUに足を引っ張られがちなので、先にボトルネック計算機で確認しましょう。

VRAMは8GB・12GB・16GBのどれ?

  • 8GBはフルHDならまだ使えますが、最近のゲームの一部ではカクつきを避けるためにテクスチャ設定を「中」にする必要があります。
  • 12GBなら、この先数年はフルHDで余裕があります。
  • 16GBは、4年以上使い続けたい人や、どのゲームでもテクスチャを「高」にしたい人に安心です。

VRAM(ビデオメモリ)はPCのメモリとは別物です。PCのメモリについては、ゲームに必要なメモリは何GB?をご覧ください。

購入前のチェックリスト

  1. 電源ユニット:ここで紹介したグラボの多くは500〜550Wの電源で足ります。RTX 5070とRX 9070は650W前後が必要です。グラボの電源コネクターも確認しましょう。
  2. サイズ:ケース内のスペースを測りましょう。長いモデルや厚いモデルがあります。
  3. CPU:古いCPUだと、新しいグラボの足を引っ張ることがあります。ボトルネック計算機で組み合わせを確認してください。
  4. Resizable BAR:Intel Arcでは必須で、ほかのグラボでも効果があります。通常はBIOSのPCIe設定にあります。
  5. 今のグラボ:今使っているグラボが分からない場合は、グラボの確認方法をご覧ください。

中古で買う場合

新品の価格が高い間は、中古もお得になることがあります。フルHDで人気の中古はRTX 3060 12GB、RTX 4060、RX 6600、RX 6700 XTです。返品や購入者保護のある販売元から買い、ゲームを動かしている短い動画を見せてもらい、傷みが激しいものや改造されたものは避けましょう。

よくある質問

フルHDゲームにおすすめのグラボは?

ほとんどの人にはRadeon RX 9060 XT 16GBがおすすめです。フルHDで新作ゲームを高設定で動かせて、VRAMは今後のゲームにも余裕の16GBです。NVIDIAならRTX 5060が候補になります。

2026年、フルHDならVRAM 8GBで足りる?

中〜高設定ならおおむね足ります。ただし8GBでは、テクスチャ設定を下げる必要がある新作もあります。数年使うつもりなら、12〜16GBのほうが安心です。

RTX 5060はフルHDに向いている?

はい。フルHDならほとんどのゲームを高設定で遊べて、重いゲームではDLSS 4も役立ちます。いちばんの制約は8GBのメモリです。

2026年はなぜグラボがこんなに高いの?

メモリチップの不足でグラボの製造コストが上がり、とくにNVIDIAの16GBモデルを中心に、発売時の価格を大きく上回る価格で売られているためです。購入前に、現在の価格と発売時の価格を比べましょう。

新しいグラボを買うとき、CPUも買い替えが必要?

必ずしも必要ではありません。ボトルネック計算機で組み合わせを確認してください。遊んでいるゲームでCPUのせいにグラボの使用率が大きく下がるなら、CPUを買い替えたほうが効果的な場合があります。

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執筆:Muhammad Muzammil FPSVibeは、ゲームが自分のPCで動くかをチェックし、公開している推定モデルでfpsを推定する無料ツールを作っています。運営者情報