掲載しているグラボはすべて新品で購入できます。価格は米国の発売価格なので、現在の販売価格と見比べてください。
まずはCPUをボトルネック計算機で確認しましょう。WQHDでも、CPUが遅いと多くのゲームでfpsが頭打ちになります。その場合は、安いグラボでも同じ結果になることがあります。
予算別のおすすめグラボ(WQHD向け)
| 予算 | グラボ | VRAM | 発売価格(米国) | fps中央値(WQHD・高設定) | 60fps以上のタイトル数(210タイトル中) |
|---|---|---|---|---|---|
| 最安クラス | Arc B580 | 12GB | $249 | 68 | 129 |
| 低価格帯 | Radeon RX 9060 XT 16GB | 16GB | $349 | 92 | 171 |
| 低価格帯(NVIDIA) | GeForce RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | $429 | 95 | 173 |
| ミドルレンジ | Radeon RX 9070 | 16GB | $549 | 121 | 193 |
| ミドルレンジ(NVIDIA) | GeForce RTX 5070 | 12GB | $549 | 118 | 192 |
| ミドルハイ | Radeon RX 9070 XT | 16GB | $599 | 129 | 195 |
| ミドルハイ(NVIDIA) | GeForce RTX 5070 Ti | 16GB | $749 | 131 | 195 |
| ハイエンド | GeForce RTX 5080 | 16GB | $999 | 139 | 197 |
推定fpsは、Ryzen 7 7800X3Dとメモリ32GBの環境をFPSVibeのモデルで計算した値です。できるだけグラボの性能差が出るようにしています。「中央値」は210タイトル全体の標準的なゲームの値です。VALORANTのような軽いゲームはこれよりずっと高く、最も重いゲームはずっと低くなります。
人気ゲームの推定fps(WQHD・高設定)
| ゲーム | Arc B580 | RX 9060 XT 16GB | RTX 5060 Ti 16GB | RTX 5070 | RX 9070 | RX 9070 XT | RTX 5070 Ti | RTX 5080 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| サイバーパンク2077 | 61 | 83 | 86 | 107 | 111 | 119 | 121 | 128 |
| Black Myth: Wukong | 30 | 41 | 42 | 52 | 54 | 58 | 59 | 63 |
| Alan Wake 2 | 45 | 61 | 63 | 78 | 81 | 87 | 88 | 94 |
| Hogwarts Legacy | 57 | 77 | 80 | 100 | 103 | 111 | 112 | 120 |
| Red Dead Redemption 2 | 66 | 90 | 93 | 116 | 120 | 129 | 131 | 139 |
| フォートナイト | 92 | 125 | 129 | 161 | 167 | 178 | 181 | 193 |
| Call of Duty: Warzone | 101 | 136 | 141 | 176 | 176 | 176 | 176 | 176 |
| Counter-Strike 2 | 176 | 239 | 247 | 309 | 321 | 343 | 349 | 371 |
Warzoneは最速クラスのグラボで176fpsが上限になります。ここではCPUが足を引っ張っていて、Ryzen 7 7800X3Dでも同じです。Black Myth: Wukongはこの中で最も重いゲームです。超解像(クオリティモード)を使えば、ミドルレンジのグラボなら60fpsを超えます。各モードでどれくらい伸びるかはDLSS・FSR・XeSSの違いをご覧ください。
おすすめのグラボを詳しく解説
総合おすすめ:Radeon RX 9070。標準的なゲームでRTX 5070とほぼ同じ速さ(121fps対118fps)で、発売価格も同じです。ビデオメモリは12GBではなく16GBあります。210タイトル中193タイトルでWQHD・高設定60fps以上、ウルトラ設定でも175タイトルで60fps以上です。超解像のFSR 4にも対応しています。
NVIDIAならこれ:GeForce RTX 5070。速さはRX 9070とほぼ同じで、多くの重いゲームが対応するDLSS 4とDLSSフレーム生成が使えます。12GBのVRAMは、データのあるゲームなら、ウルトラ設定の1タイトルを除きWQHDで足ります。
低予算ならこれ:Radeon RX 9060 XT 16GB。WQHD・高設定で60fpsを超えるタイトルが最も多い(210タイトル中171タイトル)低価格のグラボです。ビデオメモリが16GBあるので、テクスチャでVRAMが足りなくなる心配は少なめです。RTX 5060 Ti 16GBは約3%速く、発売価格は高めです。DLSSを使いたいならこちらを選びましょう。
とにかく安く:Intel Arc B580。VRAM 12GBのモデルとしては、掲載中で最も安い発売価格です。210タイトル中129タイトルでWQHD・高設定60fps以上で、超解像を使えばさらに増えます。BIOSでResizable BARを有効にして、比較的新しいCPU(Ryzen 5 5600やCore i5-12400クラス以降)と組み合わせてください。
高リフレッシュレート向け:RX 9070 XTかRTX 5070 Ti。144Hz以上のモニター向けです。RX 9070 XTは標準的なゲームでRTX 5070 Tiとの差が約2%以内で、発売価格は$150安くなっています。
RTX 5080以上:主に4K向け。WQHDでは、標準的なゲームでRTX 5080はRTX 5070 Tiより約6%速いだけです。CPUが上限になるゲームが増えるためです。RTX 5090はさらに約10%上がりますが、発売価格は2倍です。4Kや240Hzのモニターで使うなら選ぶ価値があります。
気になる2枚はそのまま比較できます:RTX 5070 vs RX 9070、RX 9070 XT vs RTX 5070 Ti、RTX 5060 Ti 16GB vs RX 9060 XT 16GB。
WQHDに8GBのグラボはおすすめしない理由
RTX 5060やRX 9060 XT 8GBなどの8GBモデルは、多くのゲームでWQHDの中〜高設定なら十分な速さです(WQHD・高設定のfps中央値は79〜85)。問題はメモリ容量です。VRAMの必要量が分かっている38タイトルのうち、WQHD・高設定で8GBを超える可能性があるのは10タイトル、ウルトラ設定では19タイトルあり、カクつくことがあります。12GBなら、WQHD・高設定では0タイトル、ウルトラ設定でも1タイトルまで減ります。詳しくは必要なVRAM容量をご覧ください。
すでに8GBのグラボをお持ちなら、WQHDでも問題なく使えます。テクスチャ設定をウルトラではなく「高」にして、重いゲームでは超解像をオンにしましょう。
購入前のチェックポイント
- CPU:上の数値は高性能なCPUを使った場合のものです。お使いの組み合わせはボトルネック計算機で確認できます。実際のパーツで試すならFPS計算機も使えます。
- 電源ユニット:RX 9060 XT 16GBとRTX 5060 Ti 16GBは160〜180W、RX 9070とRTX 5070は220〜250W、RX 9070 XTとRTX 5070 Tiは約300Wです。メーカーが推奨する電源ユニットとコネクタを確認してください。
- ケースのサイズ:グラボの長さと厚みに合うスペースがあるか、測っておきましょう。
- モニター:WQHDで144Hz以上なら、ミドルレンジのグラボの性能を活かせます。60Hzなら低価格帯のグラボで十分です。
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